第36回神奈川工業技術開発大賞が11月21日に発表され、堀硝子株式会社(高本勝己代表取締役社長/厚木市上依知)が大賞に輝いた。
同大賞は、県内の中小企業が開発した優れた技術・製品に贈られるもの。今回は22件の応募の中から、大賞2件、ビジネス賞2件、奨励賞3件が選考された。
同社が開発した技術は「過熱水蒸気を用いた接着剤速硬化システム」=写真。同システムは、水蒸気をさらに加熱した「過熱水蒸気」の熱エネルギーを利用し、接着剤を短時間に硬化させる技術。自動車のフロントガラスに取り付ける部品の接着時間を、1日から1分へ大幅に短縮した。開発の中心となった原田裕之さんは「本当に嬉しい」と喜びをかみしめた。=関連に人物風土記
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