県では毎年、永年にわたり商店街の活性化と地域商業の振興に努め、商店街の発展に顕著な功績をあげた商店街の役員及び、県内の商店や商店街事務局に長年勤務し、地域商業の振興に尽力した人を対象とした知事表彰を実施している。36回目となる今回は10人(商店街役員5人、商店従業員等5人)が表彰された。
厚木のためにこれからも和田哲夫さん
▽「長年やってきたことが評価されて、素直に嬉しいですね」と満面の笑み。約150人の会員数を擁するあつぎ商和会の会長を1年務め、同会が一般社団法人になってから代表理事を5年務めた。現在は同会の監事を務める。
▽任期中の一番の思い出は、あつぎ大通り、さつき通り、かえで通りの街路灯リニューアル。「部品が落下しそうになるなど、危険な状態だった」というが、補助金なども活用し合計138本を一斉に新調。LED仕様の街路灯に生まれ変わることで、電気代の大幅な削減を実現した。
▽厚木小、厚木中と、幼少の頃から本厚木駅前で育った。現在は不動産管理業の(有)ワーカーを経営。「厚木は山があり、川があり、海も近い。自然に恵まれた住みやすい場所。駅前を中心に、人が憩えて、楽しめるように、これからも役に立てたら」と目を細めて郷土愛を語る。
地域密着の酒屋に渡邊啓太さん
▽1964(昭和39)年に父親が創業した「渡辺酒店」の2代目として、店を切り盛りする。今回の商店従業員等表彰を受け、「えっ、自分でいいの」と驚いたのが第一声。県から表彰されるのは初めてのことで「嬉しいですね」と顔をほころばせる。
▽「新規来店客が減っているのが課題」と言うが、「新しいお客様が来店したときは顔を覚えるようにしています」とにっこり。厚木市内をメーンに飲食店や一般家庭への配達のほか、足腰の弱いお客さんにも配達を行う。所属の林商工倶楽部でも、イベントの実施や、いろいろな仕掛けづくりを模索する。
▽緑ケ丘小、林中、厚木商業高と生まれも育ちも厚木。2年間サラリーマン勤めをするも、父親が体調を崩し家業を継いだ。消費税の増税、酒販免許の自由化などの影響を受け厳しい状況も続くが、「これからも地域密着でやっていきたい」と前を向いた。
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