『子どもの命と未来を守る』 活動報告 厚木児童相談所建設 着工へ! 神奈川県議会議員 建設・企業常任委員会 委員長 山口貴裕
私が長きにわたり取り組んできた、厚木児童相談所の移転新築の建築工事が令和2年度より着工します。以前より厚木地区の県有施設の集約を本会議で問い、『厚木警察署の新築移転』と同様に、『厚木児童相談所の新築移転』も最重要課題として県議会のあらゆる場面で強く要望してまいりました。建設予定場所はJA厚木本所隣の厚木市水引の旧県職員寮跡地の県有地です。
現在の厚木児童相談所はもともと児童相談所として建築された施設ではないため、居住スペースだけでなく、浴室やカウンセリング等を行う相談室など子どものプライバシーを守り心のケアが図れ休まる空間が狭く、部屋も足りません。また職員室も狭く会議室もない、エレベータ等来所者に配慮した設備もない、虐待など様々なデリケートな案件を取り扱う施設としては劣悪な状況です。
『子ども虐待根絶』が叫ばれ、一刻も早い新築を多くの関係者に望まれる中、建設要望に取り組んできた私としては厚木児童相談所の移転新築の現実化そして『子ども虐待根絶』に繋がればこの上ない喜びであります。
『子ども虐待根絶!189(いちはやく)』
子どもの虐待死事件が後を絶たない昨今、2019年1月には千葉県野田市の10歳の女の子が、6月には札幌市の2歳の女の子が虐待によって命を落とし、さらに8月末には、鹿児島県出水市で母親の交際相手からの虐待で4歳の女の子が亡くなりました。幼い子どもの命や未来を救うことができない状況が続いています。
近年虐待相談等が複雑化する中、案件の分だけ様々な対応が必要となり、児童福祉司や相談員、指導員、心理司等の人数不足が指摘され、早急な人数確保、そして質の向上が求められます。『子どもの命と未来を守る』ため、これからも子どもたちの心に寄り添い、厚木児童相談所の更なるハード面そしてソフト面の充実を図ってまいります。と同時に市民の皆様の協力を得て「虐待かも?」と思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる『ダイヤル189(いちはやく)』の普及啓発にも努めてまいります。
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