一投ごとに試合展開が変わる白熱の勝負
愛川町立中津小学校で２月10日から14日まで、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」の体験会が行われた。
「ボッチャ」は、ヨーロッパで生まれたスポーツ。最初にジャックボール（目標球）と呼ばれる白いボールを投げ、２チームが赤・青それぞれ６球のボールを投げ、いかに近づけるかを競う。ボールは転がしたり、他のボールに当てたりしても良い。全世界で40カ国以上に普及しており、パラリンピックには１９８８年のソウル大会から正式競技として採用されている。
今回の体験会は、同校の国際福祉委員会が、福祉について考える機会を持ってもらうために企画したもの。
取材に訪れた２月13日は、同校の体育館で対戦形式での体験会が行われた。３年生以上の児童16チーム48人が参加。ジャックボールの近くでボールを上手く止めたり、相手チームのボールで弾かれたりと、１球ごとに変わる展開に児童たちからも歓声があがった。参加した児童たちは「面白かった」「難しかったけれど、意外とうまく行けた」と笑顔で感想を話した。
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