意見広告 厚木市役所移転問題 厚木市議会議員(会派あつぎの会)なきり文梨
厚木市議会本会議で、厚木市役所の移転が決まってしまいました。
移転先は、厚木バスセンター裏の駐輪場となっている場所一帯です。
当初は、市民の居場所づくりとして、図書館や仮称未来館などの複合施設が建設される予定でした。新たに市役所も併設すると、複合施設のおよそ8割が市役所の窓口や執務室となってしまいます。その結果、すべてが中途半端な施設となってしまう可能性があります。
総事業費330億円でおさまるのか?
移転先は、河川による堆積作用によって形成された沖積地です。他市では、大地震が起きた後の沖積地は、液状化による噴砂、噴水、陥没等が発生しています。
地質調査をした後、建設費が今の試算より上がることは十分考えられます。
また災害時の防災拠点となる建物は、通常より1・5倍の強度が必要との国の基準があります。市役所や消防本部が入ることで、複合施設全体の建設費が更に増えることになります。
そもそも、建設予定地の土地の買収は、まだ終わっていません。市役所建設が決まれば、その価値は上がります。総事業費が青天井であることは大きな懸念材料です。
ところで、最近、駅に近い市営駐輪場の料金が大幅に上がりました。利便性を考慮した上で、公平性を考えての措置です。市役所が駅に近くなることにより、現在無料の駐車料金も、有料になる可能性があります。利便性には、市民にとって経済的な痛みを伴うことが考えられます。
選挙公約は市民との約束
市役所移転は、過半数ではなく2/3の賛成で成立する最重要案件ですので、賛成18名、反対10名では否決となります。
昨年夏の選挙では、私を含め4名の候補者が、今の市役所移転計画に反対の意を公約に掲げていました。ところが、議会での採決では、私以外の議員は退席してしまいました。その結果、賛成18名、反対7名、退席3名で移転が決定しました。
選挙公報は、厚木市ホームページで公開しています。
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4月19日