愛川町が4月1日から、ドライブレコーダー(ドラレコ)搭載車登録制度を開始した。自動車の運転状況を録画することで事故の際に正確な状況把握ができるなど、様々なメリットがあり普及が進むドラレコ。町ではこれを「動く防犯カメラ」として活用するため、県内初の登録制度をスタート。更なる普及を促すため、購入・設置費の助成も行う。
新たに始まった「ドライブレコーダー搭載車登録制度」は、事件や事故が発生した際に、ドラレコの映像を警察に提供できる人を登録するもの。
ドラレコは自身の運転だけでなく周囲の状況も録画しているため、映像が事件や事故の解決につながる事例が多い。
新たな制度では、事故や事件が発生すると、警察からの要請を受け、町が登録者に発生場所や時間などの情報をメールで連絡する。該当する映像を持っている登録者が警察署の担当部署に映像を提供することで、事故や事件の状況把握が円滑に進むことが期待される。
登録の対象者は、【1】町内在住で自家用車にドラレコ(200万画素以上・4時間以上記録可能)を搭載している、【2】警察からの要請があった場合に映像を提供できる、【3】暴力団員などでない、という要件を全て満たす人。
購入等助成で普及後押し
町では、町内のドラレコ登録を促進するため、4月1日から「ドライブレコーダー購入・設置費助成」を開始した。
対象者は、町内在住で自動車検査証の使用者欄に記載されており、町の「ドライブレコーダー搭載車登録制度」に登録できる人(町税未納がある場合は対象外)。
対象の機器は、「エンジンをかけると自動的に録画を開始する」「記録データがパソコンなどで再生できる」などの要件を満たすもの。助成金額は購入・設置費用の2分の1(上限1万円)。町では今年度50万円の予算を計上している。
担当の町住民課によると、ドラレコの購入助成は湯河原町や松田町などで実施されているが、防犯に主眼を置いた登録制度は「県内でも初」だという。同課では「犯罪の抑止と交通事故の減少に期待したい」と話す。
登録制度や購入・設置助成について、詳しくは同課【電話】046・285・2111へ。
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