コロナに負けない――。コロナウイルスの感染拡大を受け、苦境に立たされている飲食店。外出自粛要請、そして緊急事態宣言、さらに営業自粛要請など、つぎつぎと続く困難にあえぐ地元飲食店を少しでも応援しようと、厚木市内では行政、商店会関係者や有志が対応策を模索。厚木市商店会連合会(齊藤裕会長)が窓口となり飲食店支援のテイクアウト大作戦が始動した。
参加店募集中
学校が休校になった3月初旬。このときはまだ何とかなっていた。自宅で過ごす子どもたちの昼食を支援しようと、多くの飲食店が子ども向けのお弁当などを提供。しかし、3月下旬の週末の外出自粛要請があったころから、市内でも多くの飲食店が苦境に立たされだした。「感染拡大を防ぐためにも飲食店は休まなければならない。でも休んだらどうなる?」「ランチタイムはまだ来店者があるけれど、昨日の夜は2組だったよ」「補償がしっかりあるなら休める。1組でも来てくれるなら開けるしかない」。苦しい判断を迫られた経営者の声が各所から聞かれた。
「なんとか支援する方法はないか?」。厚木市商店会連合会の事務局に有志が集ったのは4月8日。各地で展開されている支援策などを参考にしながら、「見切り発車でもいい、今すぐスタートできることを、すぐにやろう」とその場で決定。そこで立ち上がったのが今回の「あつぎテイクアウト大作戦」だ。2日後の4月10日には応募開始。初回エントリーには29店舗が間に合った=左表参照。
テイクアウト情報は、厚木市ホームぺージ、商連運営のインスタグラムやLINEなどのSNS、タウンニュース社が運営する情報サイト「レアリア」で配信される。各店舗のテイクアウトメニューや営業時間などの詳細情報は各店へ問い合わせる仕組み。別途、個店情報はタウンニュース厚木・愛川・清川版のフェイスブックを開放し、発信する予定になっている。
参加を希望する店舗は引き続き募集中。情報は厚木市商店会連合会が受け付けている。「地域のチカラを結集し、飲食店などの支援はもちろん、地元の美味しいものを食べて元気を出しましょう」と事務局担当者は話している。参加希望店は厚木市商店会連合会【電話】046・244・3940へ連絡を。
愛川・清川でも作戦始動
愛甲商工会(中村美好会長)が窓口となり、愛川町・清川村でも「愛甲テイクアウト大作戦」が始まる。8店舗がエントリー。今後の参加希望は愛甲商工会【電話】046・286・3672へ。
このテイクアウト大作戦は、小田原の飲食店有志らが中心となり始まった取り組み。神奈川県の「特設サイト SDGsアクションで新型コロナウイルス感染症を乗り越えよう」でも紹介されるなど、注目を集めている。
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