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【Web限定記事】 「貴重な時間と思って大切に」 厚木医師会・馬嶋順子会長に聞く

社会

掲載号:2020年5月15日号

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 5月1日に開設された厚木医師会地域外来・検査センター「厚木PCR検査センター」。現場で検査を実施ているのは、一般社団法人厚木医師会の医師と看護師だ。同会の馬嶋順子会長に検査や現況について聞いた。

 

■PCR検査は、厚木医師会の会員の方が持ち回りで行っているのでしょうか。

―検査協力を申し出て下さった医師と看護師で行っています。

 5月3日に、担当理事の先生が講師となり、新型コロナウイルス感染症に関して、防護具の着脱の手技、検査手順の流れに関する講習会を開催し、協力を申し出て下さった多くの先生、看護師に参加いただきました。当番制で順番に行っていきます。

 

■すでに検査が始まっていますが、検査をした医師の感想や留意点などがあれば教えて下さい。

―検査者、検査を受ける方が、検査場で感染することはあってはならないので、感染防御を徹底し行っています。

 一時間半の予定で行っていますが、神経を使いながらの検査です。防護具を着用しての作業は、想像以上に負担が大きいものです。

 検査に臨む会員の先生方は医師としての使命感、責任を持って臨んでいます。

 

■PCR検査にはいくつか方式があると思いますが、ドライブスルー方式のメリットを教えて下さい。

―新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染が主な感染経路です。

 ドライブスルー方式では、検査を受ける方が車内で検査を受けるため、検査者や検査を受ける方を含め周囲への感染のリスクが少なくなります。室内で行うと、検査ごとに消毒が必要となり時間がかかるため、ある程度効率よく検査が行える事がメリットと考えています。

 

■PCR検査センター開設で、期待することを教えて下さい。

―5月10日時点での厚木市での感染者発生は18人、愛川町は7人で、最近は、ほぼ濃厚接触者の発生のみです。

 まだ流行拡大地域とは考えられず、早期に、感染者の確認を行い、感染拡大阻止を行う事が必要な時期と考えています。PCR検査場の開設で、感染者発生を早期に気付き感染拡大阻止に結びつけたいと考えます。

 PCR検査がなかなか受けられないという市民の方々の不安を少しでも解消できればと考えています。

 しかし、心配のためにや、罹患していない事の証明のために行う検査ではありません。

 今回の検査は、厚木医師会会員の医師の判断で申込みをし、検査を受ける事が出来ます。

 発熱や息苦しさ、強いだるさ等、新型コロナウイルス感染症が疑われた時には、直ぐにかかりつけ医にご相談下さい。

 かかりつけ医がいない方は、厚木医師会や厚木市、愛川町、清川村の担当課が近くの診療所を紹介させて頂きますので、ご相談ください。

 かかりつけ医の判断で、開設されたPCR検査センターでの検体採取という流れになります。

 2月始めから新型コロナウイルス感染症は、厚木市立病院、厚木保健福祉事務所が主に対応に当たってきました。

 厚木市立病院では、帰国者接触者外来、そして入院治療を続けています。厚木保健福祉事務所は4月21日まで帰国者接触者相談、濃厚接触者への対応、陽性者の入院調整等を行っています。

 厚木市立病院、厚木保健福祉事務所の関係者の方々の心労・過労が心配です。

 厚木医師会でPCR検査を行う事により、両機関の負担が少しでも軽減されることを期待します。

 

■新型コロナウイルスの終息が見えない状況ですが、厚木医師会長として、今読者へ訴えたいことを教えて下さい。

―新型コロナウイルス感染症は感染力が強く、急速に重症化する方、亡くなる方も多く、連日の報道で多くの方が心配されていると思います。

 今は、少し感染者数が減っていますが、他の国では、再度、感染拡大の恐れがあるとの報道もあります。ワクチンの開発導入、治療薬が使えるようになるまで、時間がかかると思われます。

 保育園や幼稚園、学校へ早く行きたいと思っているお子さんも多いと思います。

 また、連日の報道や自粛疲れでストレスが溜まっている方も多いと思います。

 このような方への対応も医師会員は取組んでいます。まずは、かかりつけ医にご相談ください。

 

(お子さんのいる家庭へ)

 お子さんも家で過ごす事が多く、どう過ごされているか、心配です。

 つい、「○○したら△△になってしまう」とネガティブに考えがち、伝えがちですが、「◯◯すれば□□になる」と考えたり伝えて下さい。

 お子さんが食欲がない、元気がない、イライラしている、怒りっぽい等は危険信号です。家中で新型コロナウイルス感染症の事を心配しすぎていないか、振り返って下さい。

 基本的な生活リズムを守り、今しかできない事、家のお手伝いや絵を描く、工作をする、料理をする、手芸をする等好きな事を見つけて欲しいと思います。家族で家にいる時間が長くなりますが、貴重な時間と思って大切に過ごして頂きたいと思います。

 

(皆さんに)

 外出の機会が減り、歩く事が減り、足腰が弱くなる事が心配です。テレビでの5分間体操や、家で出来る筋肉トレーニングなど筋力低下を防ぐよう体を動かして下さい。

 明るいニュースが少なく、気分が落ち込みがちになってしまいがちです。そのような時は、ニュースは最小限にすることが必要です。

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