厚木市消防本部は、1960年に常備消防となり、今年で60年となる。節目の年に大役を任されたことに「非常に重責を感じている。歴代の先輩が築き上げてきた歴史、伝統に身が引き締まる思い」と話す。厚木消防本部のエリアは厚木市と清川村。「賑やかな市街地から田園風景が広がる地域まで、エリアが広く災害の種類も多岐にわたる。あらゆる災害に的確に対応するとともに、若手の育成、消防団とのさらなる連携強化を図りたい」と話す。
高校時代、自宅から通りを挟んだ前の家が火事になり、消火活動にあたる消防士らの姿を目の当たりにした。もともと「人の役に立ちたい」という想いもあり、消防士をめざすように。入職後は、救急救命士の資格も取得し、長年にわたり市民の一大事に現場へ駆けつけた。「悲惨な現場に立ち会い、涙が出ることもあった。それでも、社会復帰できた方や、そのご家族からお礼を言われたりすると『良かった』と嬉しくなる」と話す。市が2013年に導入した救急車の医師同乗の制度の立ち上げにも関わり、市民の命を守るために尽力している。
東京都府中市で生まれ、幼少期から厚木で過ごす。北小、依知中、座間高を卒業。高校時代は野球部で白球を追いかけた。現在も「高校のOBとマスターズ甲子園の出場をめざしている」と笑顔を見せる。スキーやトレッキングなど体を動かすのが好き。「リフレッシュになるし、体力維持は仕事のためにもなるから。続けていきたいね」
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