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ZOOM UP 継続の秘訣は「好きだから」 フォトグループあゆ

文化

公開:2020年7月10日

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 ▽厚木市を拠点に写真技術の向上を目指して活動しているフォトグループあゆ(石川清瀬代表)は、1987年4月1日の結成で、すでにその活動は33年になる。代表の石川さんに結成のきっかけについて尋ねると、「その頃は私もいなかったから聞いた話になるんだけど」と笑いながら話してくれた。当時、厚木市(もしくは海老名市?)で写真愛好家を対象にした講座が開かれ、そこに参加した有志が講座終了後に「自分たちで一緒に活動しよう」と結成したのだという。現在、当時のことを知る会員は1〜2人ほどだそう。

 ▽活動は月1回の例会と年に数回の撮影会。例会では、自分の作品をプリントして数点持ち寄り、出席者による投票で評価し、その後に互いに被写体や撮り方などについて意見を出し合うのだという。近年はデジタルカメラが主流なので、データで持ち寄り、プロジェクターで投影することも。「写真に関しては熱い人が多いから、結構言い合いになることもある」と石川さん。「みんな本当に好きだからね」と笑う。親睦という意味でも語り合うのは楽しい。

 ▽厚木地下道内のロードギャラリー・ショーケースでの写真展も毎年行っており、現在も開催している(7月15日(水)まで)。「今回はコロナの影響で作品を揃えるのに苦労したのですが、やっぱり作品展はみんな楽しみにしているし、励みになりますね」。

 ▽現在会員は9人。60代から最高齢は90歳。一番多い時で20人ほどいたが減少し、高齢化も進む。「新たな人が参加してくれると盛り上がるんだけどね」。写真好きな人なら誰でも入会OKという。「技術を追求しながら自由に好きな写真を撮影して、仲間と語り合う。楽しい時間をこれからも継続していきたい」と笑顔で話した。

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