荻野運動公園(厚木市中荻野1500)の屋内プールの屋根の下地材に落下の危険性があるため、厚木市は7月11日から屋内プールを閉場している。
今年6月に行った施設点検で、危険箇所の報告があったため、市は詳細な調査を株式会社横河システム建築に依頼。その後、屋根の下地材の落下の危険性が確認されたことから、今回の閉場となった。
同園の屋内プールは1994年に完成。共用から25年以上が経過しており、市公園緑地課では「経年劣化でクラック(裂け目やひび割れのこと)が発生したと考えられる」と原因を推測。今回確認されたクラックは1カ所で、長さ50cm。昨年の点検ではクラックは発見されなかったという。
今後は、天井部の改修工事に入るため、プールの使用はできなくなる。同課では、工事は最短でも今年度末までかかるとし、屋内プールの使用開始は早くても来年4月以降となる見込み。
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