あつぎ郷土博物館(厚木市下川入)で、9月19日(土)から『優しい旅びと 渡辺崋山展―「厚木六勝」と「游相日記」―』が開催される。「厚木六勝」の展示は、日本で初めて。
今回は、江戸時代後期の画家・渡辺崋山(1793年〜1841年)が、厚木を訪れた際に描いた風景画「厚木六勝」と、旅の記録を記した「游相日記」を展示する。崋山の絵は、1942年以降にアメリカに渡り、ハーバード美術館で保管されていたという。2017年に同美術館より厚木市へ連絡があり、絵のデータを取り寄せ、同博物館が複製を作成した。
崋山は、三河国田原藩の家臣の子として生まれたが、家が貧しく幼少のときから絵を売って生計の足しにしていたという。1831年に江戸から厚木までを旅し、厚木に泊まった際に、清流の相模川や秀麗たる大山、郷愁を誘う田園風景など、厚木らしい景色6つを描いた。
「游相日記」は、江戸から厚木までの風景や、俳人、書家との交流の様子をスケッチブックに書いた紀行文。当時の繁栄の様子が細かく記録されている。
同博物館では、「崋山の絵はこれまで写真しかなく、カラーでの展示は日本で初めて。よく見ると季節もわかるので、見に来ていただければ」と呼びかける。展示は11月8日(日)まで。入場無料。
関連講座を開催
そのほか、関連講座も多数開催。9月26日(土)には「游相日記と江戸時代の旅」が、10月24日(土)には「厚木六勝と江戸の絵画」、11月3日(祝)には「旅人・渡辺崋山」が開催される。いずれも午後2時から4時。申込み受付中。参加無料。
詳細・問合せは市文化財保護課【電話】046・225・2509へ。
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