愛川町が9月1日から、町ホームページで「観光・産業連携拠点づくり事業」について町長メッセージと事業説明の動画を公開している。
町では、町内半原の横須賀水道半原水源地跡地を活用した観光・産業連携拠点づくり事業を2016年度から進めている。2017年度には基本計画を策定したが、総事業費や施設内容などについて18年度と19年度で見直しを行った。
この見直し後の基本計画が、今年3月の町議会検討会で承認されたことをうけ、町では町民への説明会を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により開催できずにいた。今後も新型コロナの終息のめどが立たないことから町では、説明会を中止し、代替案として町長メッセージと事業説明の動画を発信することを決めた。
施設内容や整備費を解説
動画では、小野澤豊町長が同事業のこれまでの経緯を紹介。「新型コロナの感染状況がまだまだ厳しく、残念ながら直接の説明会を中止せざるを得ないと判断した」と説明会中止への理解を求め、「社会経済状況や町の財政状況など総合的に判断しながら、一歩一歩前に進めていきたい」と事業への意欲を語った。
事業の説明では、「地元食材を活用した食材を提供するカフェ・レストラン」「地域の食材や工芸品等の物産販売所」「自然に近い環境での宿泊施設」「ロング滑り台やネット遊具等ダイナミックな遊び場」など具体的な施設内容や、拠点整備費を当初の31・1億円から17億円に削減したことなどを解説。後半にはCGで作成したイメージ画像もある。
担当の町企画政策課では「これまでに意見交換会を重ねて、見直しを進め、町議会でも一定の評価をいただいた。関係機関との協議など、着実に進めていきたい」と話す。なお、見直し内容の説明は9月15日現在、動画のみで発信している。インターネット環境が整っていない人など、事業への問合せについては同課【電話】046・285・2111へ。
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