厚木市が策定に向け準備を進めている第10次総合計画。その基本構想に次ぐ「基本計画」にあたる部分について、11月8日から市内で意見交換会が開催されている。
総合計画とは、将来の市の姿と進むべき方向を明確にする最上位にあたる12年間の計画のこと。今年度は第9次総合計画(あつぎ元気プラン)の最終年度となっている。
第10次総合計画の最たる指針となる「基本構想」については、すでに素案が発表されており、9月にパブリックコメントを実施。その内容は11月上旬から公開されている。
今回、意見交換会が行われているのは、基本構想に次ぐ「基本計画」の部分。基本計画は、基本構想で定めた目標に基づき、施策の方針などを定めた各6年間の計画となる。
発表された基本計画の3つの重点項目は【1】安心・安全に暮らせるまち、【2】誰もが快適に移動でき、地域で暮らし続け・働き続けることができるまち、【3】一層便利で豊かな生活を実現できるまち。第10次で新たに項目化された「命、財産を守り抜くまち」については、「災害に強いまちの実現」「消防力の充実・強化」「セーフコミュニティの推進」を基本施策とした。意見交換会では、そのほかにも5つのまちづくりビジョンに即した基本施策や、地区別計画の説明も行われた。
11月14日に玉川公民館で行われた意見交換会には、7人が参加した。参加者からは、「人権の記載について、各条文になると具体的な明記がない。格差が広がると差別が生まれ人権がないがしろにされる。具体的に人権について記載してほしい」や「高齢者の健康のために公民館単位で、歩いて通えるところにジムのような施設を検討してほしい」などという意見があり、市職員は「参考にして検討する」「少子高齢化のなかで新たな施設を作るのが難しく、既存の施設を利用していくことや、健康づくりの取組みは介護予防の手前の部分でより重要になると思うので、意見を伺って庁内で検討していく」などと話した。
今後の意見交換会は、11月21日(土)午前9時30分から依知北公民館で開催される。その後、市では意見を反映させた基本計画案について、来年1月にパブリックコメントを行う予定。今回の基本計画の素案は、厚木市のホームページからも閲覧することができる。市企画政策課では「引き続き意見を広く募ることで計画の参考にしていきたい」と話す。
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