愛川町の文章運動グループ神奈川ふだん記(足立原美智子代表)の最新刊『やまゆり90号』が発刊された。
同グループでは「よそゆきではない、『普段着』の気軽な文章を」というモットーで、人生記、旅行記、生活記など、多彩な内容の文章を掲載した機関紙を年2回発行している。
今回の最新刊は、節目となる90号。巻頭では足立原代表による「神奈川ふだん記の誕生と歩み」をはじめ、小野澤豊愛川町長や佐藤照明教育長からの寄稿を掲載。記念特集「各方面から28名の熱筆」や「祝90号記念その注目の歴史」「コロナウイルス禍」「あの花この花」「みんなの心の詩」など、多彩なテーマの作品を掲載している。
人気の特集「愛川町の昔と今」では、民俗学者で琉球大学名誉教授の小島瓔禮氏が「吹上台の熊野権現跡の発掘記―八菅権現社の遺跡を追って」と題して寄稿している。
足立原代表は「多くの皆様に支えられ、90号を迎えることができました。記念号は全力を尽くしました。ぜひゆっくりと読んでいただけたら」と話す。やまゆり90号は有隣堂厚木店、久美堂愛川店で実費2千円にて頒布中。詳しくは足立原代表【電話】046・285・2973へ。
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