冬を代表する鉢花「シクラメン」。クリスマスや年末の贈答シーズンを前に、厚木市内4軒のシクラメン農家でも出荷が最盛期を迎えている。生産者たちは、新型コロナで帰省できない方も多く、シクラメンで少しでも明るい気持ちになってほしいと最終の仕上げ作業に精を出す。
市内飯山の佐々木潤一さんは、代々シクラメンを育てる農家の3代目。約1年をかけて、贈答用4000鉢、ガーデニング用2000鉢を育てている。育てる品種も人気のビクトリアをはじめ、現在では約60種類。出荷前のこの時期は葉の形を整え、花と葉のバランスを考えて「葉組み作業」が行われている。「消費者の喜ぶ顔が日々の原動力。今年は在宅時間が多くなっていると思うので、自宅に飾って、みんなが明るい気持ちになってくれればうれしい」と話した。
シクラメンは高温多湿に弱く、不安定な天候だった今年は特に管理が難しい年だったという。各農家では気候に合った品種選びや管理方法などを選び、高品質の花を育てているという。
シクラメンは市場への出荷をはじめ、JAあつぎファーマーズマーケット夢未市(市内温水)などで販売される。
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