厚木市飯山の(社福)神奈川やすらぎ会・特別養護老人ホーム「第二森の里」(西迫哲理事長)では、年末から同所ホールに神社が登場した。
これは新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、初詣に行けない利用者に、少しでも正月を楽しんでほしいと、職員が協力して設置したもの。12月28日には、三島神社の飯谷秀典宮司により、御霊入れの神事が行われ、三島神社の分社となった。
神社には施設利用者のほか、同法人のみらくる保育園の園児もお参り。鳥居横に手作りの絵馬を飾り付けた。
職員と一緒にお参りをした90代の女性利用者は「もう少し長生きできますようにとお願いした」と話す。施設長の西迫初美さんは「やってよかった。コロナで家族に会えない利用者の方々の力になれば」と話した。
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