▽受賞の知らせに「とにかくびっくりしました。先輩で受賞されている方たちのことを思うと、私はまだまだ。大きな賞をいただいたので、これからもっと頑張らないと」と満面の笑み。
▽生まれは横浜市。2歳の頃から家族で愛川へ。保育士の仕事は小さい頃からの夢で、「小学生の卒業文集で書いた」とはにかむ。1989年から保育士として勤務し、愛川町内の5園で勤務した。現在は中津保育園で副園長を務める。子どもたちを楽しませるために、保育のモットーは「いつでも遊び心を忘れない」こと。
▽昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響では、保育園での活動も様々な制約を受けた。「今までにない状況で、戸惑いや不安は確かにありました。でも、園長をはじめ皆としっかり話し合って、『とにかく子どもたちが楽しく過ごせるようにしよう』と、チームワークでポジティブに取り組んできました」と話す。
▽大規模な行事は例年通りとはいかなかったが、運動会は少人数でもできるプログラムをクラス単位で実施するなど対策を取った。また、遠足の代わりに屋上でのお弁当も園児たちには大好評だった。「感染症対策はしっかりと取り組んでいきますが、様々な規制があるなかでも『あれもダメ、これもダメ』ではなく、できることを少しでも見つけて、子どもたちが楽しめる保育園でありたい」。まるで太陽のような温かな笑顔で、子どもたちを見守る。
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