厚木市は、スマートフォンアプリを使ったポイント事業「アユモ(まちのコイン厚木版)」を3月26日(金)からスタートする。世界的に取り組まれているSDGs(エスディジーズ/持続可能な開発目標)を、より身近に感じてもらうためのもので、市では「SDGsに取り組むきっかけとなれば」と話す。
SDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界をめざすという国際目標のこと。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」など17のゴール・169のターゲットから構成され、日本全体でも積極的に取り組んでいる。
厚木市でもこの動きに賛同しようと、神奈川県が構築したスマートフォンアプリを活用して、県と連携した展開を検討。緊急事態宣言の延長を受け、3月26日からスタートすることとなった。
アユモは、スマートフォンでアプリをダウンロードして使用する。SDGsにつながる活動に対して「アユモ」と呼ばれるコインを受け取ることができ、貯めたコインは飲食店や施設などのスポット(加盟店)で使用することができる。利用者はSDGsの活動を通じてサービスや特典を受けられ、店側は来店を促すことができるなどメリットがある。
市企画政策課では、スポットとなる店舗や施設を募集しており、現在の加盟数は27箇所(3月16日現在)。同様の事業は、小田原市や鎌倉市でも実施しているという。
「自分事として」
「アユモ」の名称は、市内の企業、大学、団体の若い世代からなる地方創生推進プロジェクトから意見を募り決定した。「みんなでミライへあゆむまち」をテーマに、厚木の名産である「鮎」とSDGsの「誰一人取り残さない」という理念から「共に歩もう」という2つの意味が込められている。同課では「SDGsを自分事として捉えると、ゴミを減らしたり、エコバッグを使ったりとできることはあると思う。アユモを通してSDGsを身近に感じて頂ければ」と話す。
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