神奈川県指定無形民俗文化財『相模のささら踊り』を継承する、「長谷ささら踊り盆唄保存会」(井上真弓会長)が、舞台用背景幕を制作。このほど完成した。
同踊りはもともと地元厚木ではお盆に大山などを背景にして踊っていたという。現在は舞台で披露されることが多く背景が見えないため、玉川の風景をもとに背景幕を作ることで、盛んに踊られていた当時に近い姿を再現しようと作られた。
制作は伊勢原市在住の絵本画家・米山永一さんに依頼。米山さんが妻の尚子さんとともに半年ほどかけ作り上げ、先日関係者に披露された。
米山さんは、「普段とは異なるものを描き、楽しんで取り組めた。特に大山の青さを表現するのが難しかった。舞台で使用されるのを楽しみにしている」とコメント。
井上会長は、「背景幕が出来上がり、舞台が華やかになることがとてもうれしい。ささら踊りの魅力を多くの人に届けたい」とし、幕を使用する掛け合いの舞台で共演する「愛甲ささら踊り盆唄保存会」の小泉慶晃会長も「この幕が舞台で披露されることを楽しみにしている」と話した。
「ささら踊り」は、江戸時代中頃から伝わる、竹で作られた「ささら」という楽器や太鼓を鳴らしながらお盆に踊っていた芸能。
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