活動報告 定例本会議が終了環境基本計画を質問 厚木市議会議員 無会派 後藤由紀子
３月３日の一般質問で「本市は開発が進む中、相反する『環境保全・ごみ減量化』と『経済振興施策』をどのように整合するのか」を質問。
財務部長より「何を言いたいのかはっきり分からない。逆に後藤議員はどうお考えか」と反問権を行使されたため、「部長はＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の理念に基づいた企業が来るのだから環境には全く問題ないと言っているのか」と更に追及すると、財務部長より「そう言う事では無い。企業活動により環境が壊れるというのは高度経済成長時代の発想で環境と産業振興が相反するとは思わない」と反論とも思える答弁が返って来ました。
厚木市議会では反問権は許されていますが反論権は許されていません。この発言については、翌日の議会で謝罪と訂正の申し出がありました。
その他、産業振興部長より「省エネルギーにつながる先端設備の導入補助などＳＤＧｓの取り組みに合わせ市内企業などと連携して取り組む必要がある」、政策部長より「産業と環境を好循環させ分野横断的な視点で引き続き取り組んでいきたい」、環境農政部長より「ＳＤＧｓを意識し環境ビジネスの発展や環境に配慮した企業経営の促進など、環境と産業活動が密接に関係しながら進めることが必要」、循環型社会推進担当部長より「後藤議員が仰る通り企業が増え産業・経済がにぎわえば必然的にごみが増えるという考え方では駄目なのです。一般廃棄物処理基本計画は廃棄物の処理に特化した計画として優先されます。産業振興部、環境農政部と連携を取り、未来に繋げる循環型都市の実現を目指していきます」との答弁をいただきました。詳細は市のＨＰより動画で確認する事ができます。
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