展示中の棺を収納する葬具「輿（こし）」
あつぎ郷土博物館（厚木市下川入１３６６の４）で、企画展「再生・永遠回帰の生命〜人はどこからきて、どこへいくのか〜」が４月11日（日）まで開催されている。
今回の企画展は、「あの世はどこだ」「あの世の意匠（デザイン）」「あの世へ出立」「永遠回帰の生命」「異界アラカルト」の５つの展示テーマから成る。厚木の人生儀礼にかかわるさまざまな資料から、「あの世」「異界の姿」を考える。
「仏教の説く地獄、極楽は遠くはるかな世界を想像させますが、多くの地方には死後、霊魂の行くところとされている霊山、霊地があります。厚木の人は、あの世をどこにあったと想像していたのでしょう」と同館。その謎をぜひ同館で探ってみて。
入場無料。開館時間は午前９時から午後５時（入館は午後４時30分まで）。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、入場の際は事前の検温、マスク着用をお願いしている。入場制限を実施する場合もあり。問合せは同館【電話】０４６・２２５・２５１５へ。
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