厚木市立病院災害派遣医療チームDMATの車両デザインを担当した 鳥居 秀生(しゅうせい)さん 厚木市愛甲在住 41歳
子どもたちが憧れる車を
○…自社の選考会で17のデザイン案の中から選ばれた。「コンペで選ばれるのは難しいことなので嬉しかった。同時に大きな責任感も感じた」と振り返る。身を挺して活動するDMATに感銘を受け「日本一カッコいい車に乗ってほしい」とデザインに着手。赤十字を中心に配置し、ボディの前後は白と黒のコントラストで色分け。「災害現場に駆け付けるスピード感、力強さ、信頼感を表現した」と話す。
○…日産自動車(株)でデジタルモデラーとして活躍する。デザイナーが仕上げた車のスケッチを専用のソフトを使って立体データにする仕事で、新型車の開発に携わる。「自動車は人の命を預かるために厳しい動作の基準がある。それとデザイナーの意図を汲み取った上で立体化するのは大変で、何度もやり直すことがある」と口にする。だからこそ携わった車を実際に町で見かけると「やりがいを感じますね」と笑みが溢れる。
○…岩手県盛岡市の出身。幼少から工作が好きだった。マンガのキャラクターや乗り物の絵を描くのも好きで、高校はデザイン科を専攻。卒業と共に日産自動車のグループ会社に就職し、神奈川県へ移り住んだ。パソコンを改良するのが好きで「良いパーツを入れると性能が良くなるのは、車と近い感じがして楽しい」と息抜きも車のことを思うほどだ。
○…好きな言葉は「なせば成る。なさねば成らぬ何事も」。「達成できることも、頑張らなければ達成できない。仕事をして身に染みて感じる」と話す。その言葉の先には、車離れが進む昨今でも「車を好きになってもらいたい」という想いがある。「小さい時に自分が車に夢中になったように、子どもたちが憧れる車を作る魅力的なモデラーになりたいですね」
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4月19日