厚木警察署の署長に3月22日付けで就任した 押部 修一さん 第97代署長 58歳
悪を退治して人のために
○…昨年から続くコロナ禍で、警察もさまざまな啓発イベント、情報交換の場が制限されている。「警察と地域の関係が希薄にならぬよう、こういう時だからこそ地域に寄り添った警察活動をしたい」と意気込む。署員にもその想いは伝えており、「一つひとつの事案を今まで以上に親切、丁寧、スピーディーに取り組んでいく」と力を込める。
○…中学の時にテレビで「太陽にほえろ」を見て警察官をめざすように。「悪を退治して人のためになる」。そんな姿に魅かれた。警察官になると県警機動隊、人事、会計、広報など本部の仕事を多く勤めた。なかでも東日本大震災の際は、関東管区機動隊の大隊長として震災の3日後から被災地入り。1年かけて生存者確認に携わった。「一人でも多くご家族のもとに返すという気持ちだった」と振り返る。
○…生まれも育ちも横浜市。運動好きで小学校で野球、中学でバスケットボール、高校でバレーボールを経験。今でも体力作りにランニングを欠かさない。妻と娘2人の4人家族。家族サービスのために始めた料理は、現在ではランチに自分で弁当を作って持参するほど。「休みの日に1週間分を作って冷凍しておくんだよ」と家庭的な一面も覗かせる。
○…厚木署に赴任して取り組むべきことに「自転車の交通事故撲滅」を掲げる。特に7割が交差点での出会い頭の事故で、「停止せずに交差点に入るなどルールが守られていないことが多い」と危惧する。さらに、振り込め詐欺や空き巣、盗難など刑法犯の検挙にもこれまで以上に力を入れていく。「警察は悪を退治して、被害者や弱者を守るのが仕事。署員一丸となり、地域の安全、安心を守るため、身近な悪は許さない」。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>