愛川町区長会会長を務める 古座野 茂夫さん 愛川町田代在住 76歳
「ご近所の縁」で町を潤す
○…地元の盆踊りや運動会、防犯パトロールなど、暮らしに身近な活動を担う行政区。愛川町にある21の行政区を繋ぐ区長会の会長を今年度から務める。地域住民の代表として、社会福祉協議会の副会長やシルバー人材センターの理事など25以上の役職も担う多忙な日々だが「私でお役に立てるなら」と、精力的に飛び回る。
○…昨年からのコロナ禍で、各区では思うように活動できないことが共通の悩み。7月の区長会では、例年の盆踊りに代わるアイデアを聞くという。「各区では、これまでも独自の活動例がたくさんあります。情報や意見を交換し、皆で知恵を絞っていきたい」と柔軟な発想で未曾有の課題に向き合う。「防犯や防災、生活相談など、日頃から顔の見えるご近所関係が大切。行政区は『これからも住んでいきたい』と思えるような町づくりを担う重要な存在です」と目を細める。
○…愛川町田代で生まれ育ち、愛川町役場に入庁。農産課時代には、観光農園の開設や小学校の米飯給食の導入などに取り組み、教育委員会では町文化会館のオープンにも尽力。その後も町助役を務めるなど、44年に渡って地域のために尽力してきた。数々の大仕事に「自分一人の力ではありません。皆で力を合わせたからこそ」と謙虚に振り返る。
○…現在、田代の自宅では夫人と子ども夫婦と孫2人の6人暮らし。忙しい日々だが、テレビやラジオで野球の試合観戦は欠かさない。子どもの頃から大ファンだという巨人戦は欠かさずチェックする。また、NHKラジオ「ひるのいこい」も楽しみの一つ。聞き逃したらインターネットの再放送まで追いかける。「季節の便りを送って、読まれたこともあるんですよ」と、満面の笑み。
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