厚木東高校陸上部(松尾正弘顧問)の清野大さん(3年)が、川崎市の等々力陸上競技場で6月18日〜21日に行われた関東高等学校陸上競技大会の男子やり投げに出場。57m14cmの記録で5位に入賞し、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の出場を決めた。
清野さんは「インターハイ出場が決まって嬉しい気持ちもありますが、自分が目指していた記録に届かなった」と肩を落とした。県大会では、自己ベスト更新となる58m13cmの記録で優勝していただけに、嬉しさや喜びよりも悔しさが上回っているという。
友人の誘いを受けて、高校入学から陸上を始めた清野さん。中学時代に所属した野球部で培ったポテンシャルを見抜いた松尾顧問の勧めで、やり投げを専門種目とするようになった。松尾顧問は「投てき種目に必要な助走のスピード、地肩の強さが備わっていた」と言い、教え子を「自分で課題を見つけて克服できる選手」と評価する。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で自粛を強いられる中、チームメイトと「ファストフード絶ち」を行い、身体づくりに取り組んだ。「悪ふざけのノリでした」と頭を掻くも腹まわりの脂肪は減り、筋肉量が増えたと実感。持ち前の練習熱心な性格も手伝い、競技開始からわずか2年で関東大会に出場するなど、頭角を現した。清野さんは、やり投げについて「頑張れば、頑張るほど記録が伸びるのが楽しい」と魅力を話す。
インターハイでの目標は「60m以上」で、松尾顧問も「大会までに課題点を修正できれば狙える」と背中を押す。清野さんは本番に向け「ギアを一段上げて悔いの残らない大会にしたい」と意気込んでいた。
大会は福井県営陸上競技場(9・98スタジアム)で7月28日から8月1日の期間で行われる。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>