清川村煤ヶ谷の村上俊光さんが清川産素材を使ったサイダーを企画。今年2月から道の駅清川などで販売しており、6月には新味の「清川はちみつ梅 香梅サイダー」と「はちみつ梅ジュース」を発売した。梅や柚子など清川で馴染み深い素材を使うことで、地域の農業振興や遊休地対策につなげる狙いがある。
村上さんは元村議会議員で、現在は村内で村上呉服店を経営。清川村商工共栄会にも加盟している。共栄会では「ゆず酒」や「梅酒」などを企画してきたが、「子どもたちにも楽しんでもらえるものを」と、村上さんがサイダーを考案。共栄会の監修で商品化した。
サイダーの素材は清川産や丹沢産にこだわり、使用する水も清川から埼玉県の工場まで運ぶ。「やっぱり清川のお水は美味しいからね、味が違う」と村上さん。
清川は柚子やお茶が有名だが、近年は担い手の高齢化など、農家の後継者不足が課題だ。村上さんは「サイダーとして商品化することで、清川産の農産物にも注目が集まれば、お茶農家さんやお米農家さんにも励みになる。遊休地の柚子も、手入れをしなければ荒れて鳥獣被害にもつながる」とサイダーに込めた思いを語る。このサイダーは道の駅清川や宮ヶ瀬水の郷商店街一部店舗、厚木市のJAあつぎ夢未市、食の市などで販売中。価格は280円から330円。詳しくは村上呉服店【電話】046・288・1016へ。
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