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厚木市消防本部 「こまめに水分補給を」 熱中症搬送が前年比17人増

社会

掲載号:2021年7月30日号

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熱中症の注意を呼びかける川野正則救急救命課長
熱中症の注意を呼びかける川野正則救急救命課長

 梅雨が明け、都心でも真夏日が続くなか、厚木市消防本部では熱中症への注意を呼びかけている。

 同消防本部によると、今年4月26日から7月23日までの熱中症による搬送者は33人。前年同時期と比べて17人多い。昨年は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で小中学校の休校などがあり、社会全体で大幅に活動が制限されていたため、搬送数が少ないこともあったが、「今年はスポーツの最中や草刈り、畑仕事など屋外での作業中に搬送される方が多いので気をつけて欲しい」と話す。さらに、「高齢の方がエアコンを使わずに、温度の高い室内で熱中症になってしまうこともある」と続ける。

無理せず休息を

 熱中症は予防ができるのが特徴でもある。「汗が出ているうちは、体が体温の調節をできている証拠だが、のどの渇きを感じたら脱水が始まっている合図でもある。水分補給はこまめに」と話す。水分の補給は一般的には塩分や糖分を含むスポーツ飲料などが良いとされる。さらに、室内にいる場合、「室温は28度を目安にして、エアコンなどを効率よく使って調整してほしい」と言う。そのほかには、栄養バランスの良い食事をとる、適度な体力づくりをすることが予防に効果的。「熱中症になりにくい人は、無理をせず、水分補給と休憩をしっかり取る人」と言い、予防を意識することが熱中症対策の第一歩となる。

 また、今夏はコロナ禍でマスクを付けたままの熱中症対策となる。「屋外での休憩については、ほかの人と2m以上の距離を確保できている場合は、マスクを外して一息つくなどしてほしい」と、感染リスクを抑えた対策をと話す。

増加を予想

 もし、それでもめまいや立ちくらみなど熱中症と思われる症状が起きた場合は、涼しい場所に移動して安静にする。水分や塩分の補給、衣服を緩めるなどして休息を。水が飲めない、呂律が回らない、意識がおかしい、痙攣している、歩くことが困難な場合などは119番に電話を。「今年の夏も暑く、熱中症が増えることが予想される。水分、休憩をとりながら無理をしないように」と話す。

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