厚木市を拠点に活動する小学生バドミントンチーム「NP神奈川」(二村直樹監督)の鈴木大翔(ひろと)くん(緑ケ丘小4年)と曽根紬(つむぎ)さん(上荻野小4年)が、熊本県で8月14日から行われる全国小学生ABC大会に出場する。大会を間近に控えた2人は「優勝をめざす」と言葉を揃え、闘志を燃やしている。
大翔くんと紬さんは4月下旬に行われた県予選男子、女子の部でそれぞれ5試合を戦い、1セットも失うことなく優勝し、県代表の座を射止めた。大会は、2学年ごとにA〜Cのカテゴリーで区切られており、2人は3・4年生を対象としたBの部に出場。
大翔くんは、姉の影響で5歳からバドミントンに取り組み始めた。「強い選手との対戦がめっちゃ楽しい」と笑顔を見せ、「全国大会は全力でプレーする」と意気込む。一方、紬さんはテレビ中継がきっかけで小学1年でバドミントンを始めた。「やってみたら難しかった」と打ち明け、「全国大会では、どんな時でも最後まで諦めない」と決意を話した。
チームメートでありながら、2人は対照的な性格とプレースタイルで切磋琢磨しながら技術を高め合ってきた。勝気を前面に出して気持ちを乗せた球筋で攻める大翔くんに対し、紬さんは相手のコートを見ながら冷静な試合運びをするタイプ。対戦させるとラリーが長く、決着までに1時間以上を要することも。
二村監督は「チームの中で良いライバル関係を築いている」とした上で、「普段通りのプレーができれば2人とも優勝できる実力はある」と期待を寄せていた。
県内屈指の強豪チーム
2人が所属するNP神奈川は2008年に発足した。その翌年から個人戦、または団体戦のどちらかで全国大会に継続して出場しており、過去には男子団体で全国優勝したこともある。
今年も7月中旬に京都府で開かれた若葉カップ全国小学生大会に星野結衣さん(愛甲小6年)、菅谷美彩姫さん(横浜市立緑小6年)、寺井奏空さん(厚木第二小6年)ら6人が女子団体戦に出場。9位に入賞し、大翔くんと紬さんの全国大会へ弾みをつけた。
現在チームには幼稚園児を含む5歳から12歳までの18人が在籍。「相手への礼儀を重んじる」という指導方針のもと、厚木小や戸室小のほか、依知北や荻野、相川地区の公民館などで週3回の練習に取り組んでいる。
チームを巣立ったOB・OGの中には現在も大学や実業団で活躍中の選手も多く、お盆や正月に帰省すると小学生らに胸を貸し、チーム強化の底上げに一役買っている。チームは随時メンバーを募集をしており、詳細はホームページで確認できる。
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