横浜低温流通株式会社(伊澤進代表取締社長/厚木市酒井)と厚木市立病院(長谷川節病院長/厚木市水引)は9月9日、「災害時における非常食の調達等に関する協定」の締結式を同病院で行った=写真。
これは災害発生時に災害拠点病院である厚木市立病院を同社が支援し、医療スタッフや帰宅困難となった外来患者等の為に非常食の調達や輸送、保管を行うもの。同院によると、県内の公立災害拠点病院が民間事業者とこのような協定を結ぶのは県内初の試みという。
当日は横浜低温流通(株)の伊澤社長、伊澤文孝代表取締役専務、和田弘常務取締役、厚木市議会議員の神子雅人氏が出席。長谷川病院長と伊澤社長が協定書にサインを交わした。長谷川病院長は「当院は災害拠点病院として災害発生時に中核的な役割を担います。耐震や備蓄などを進めてきたが十分ではなく、協定は大変ありがたい。これからも地域の為に責務を果たしたい」と感謝した。
また伊澤社長は「厚木市立病院という大きな病院のインフラが低下してはいけない。病院はコロナ対応をはじめ、大変なものを背負っている。今回の支援物資の提供をはじめ、応援していきたい」と話した。
1000食3日分
今回の協定により横浜低温流通(株)では、災害時に1日1000食・3日分の食料を調達し提供することとなる。
全国の食品流通を支える同社では、その強みを生かして支援企業を募り、協定時には、チチヤス(株)・(株)グリーンハウスフーズ・カネハツ食品(株)・カネテツデリカフーズ(株)・信州ハム(株)・(株)シャトレーゼなど10企業が協力。流通網にある商品を提供することで、幅広い食料品の提供が可能となる。
今後も同社では、各企業に支援への参加を呼び掛けていくという。
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