作品の前で談笑する親子
厚木市七沢の七沢幼稚園（仲早百合園長）で９月25日、園児が手がけた作品を展示する「海のアート展」が開かれた。海中の生き物をテーマに描いた絵画などが園庭を彩った。
作品は園児個々の絵画にくわえ、グループで手がけた作品も並んだ。模造紙や紙粘土などを使用して作られたマンボウやクジラ、タコ、アンコウなどを担ぐ５基の御輿、全長２メートル近いジンベイザメの模型といったの力作も。
同展は、年長園児がリーダー役となって４月にテーマを決め、この日に向けて造形の時間や自由時間を使い、協力しながら制作に取り組んできた。同園では、協力して目標を達成する喜びを園児に体感してもらおうと、アート展を集大成と位置づけて開催。『想像から創造へ』を具現化しうるように、園児らは作品づくりを行なっているという。
同展当日は開園直後から、子どもに手を引かれながら多くの保護者が来園。作品の前で足を止め、カメラを片手に熱心に子ども話に耳を傾けていた。
同園の仲園長は、「子どもたちの発想には毎回驚かされます。想像や発想を行動に移せる自立心を育んでいきたい」と話していた。
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