愛川町消防本部が10月4日、角田の消防訓練場で川崎市消防局航空隊と合同訓練を実施した。
この訓練は、これからの紅葉シーズンで登山者などが増えることを想定し、山岳地における救助事案に対して安全・確実・迅速な現場活動を行うために行われたもの。航空隊と地上部隊の連携を再確認するとともに、災害現場に即した対応力を身に付けるために毎年行われている。
この日は、町消防本部から41人、川崎市消防局航空隊から8人が参加した。訓練では、空中でホバリングしているヘリコプターに傷病者を収容する「ホイスト救出訓練」がメインに行われ、資機材の設定手順やヘリコプターの誘導などの基本訓練も行われた。町消防本部の岩本誠消防長は「危険が伴う山岳地での救助活動において安全で迅速な活動につながるため、今後も継続して実施していきたい」と話した。
消防団も訓練
台風のシーズンにあわせて愛川町消防本部が10月3日、消防訓練場でチェーンソーとトランシーバーの取り扱い訓練を行った。
町消防本部では、災害時の対応力強化のためにチェーンソーとトランシーバーを2020年度に消防団の各分団に配備しており、この日の訓練には町消防団第3分団の31人が参加した。
訓練では、消防団員がチェーンソーを使うことが想定される倒木の処理に必要な技術の実技訓練が行われたほか、訓練場内に仮想の災害現場を作り、消防団各部の行動や活動の進捗状況の情報共有などを確認した。
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