愛川町議会の第36代議長に就任した 渡辺 基(もとい)さん 愛川町中津在住 67歳
「議会が変われば町が変わる」
○…町議会議員として4期目。初の議長就任に開口一番、「議会を変えたい。前年踏襲だけでは取り残されてしまう」と意欲を語る。書類の電子決裁やWEB会議、議員へのタブレット配布などハード面はもちろん、「議論を尽くし、多くの議員が賛成しても、一人の反対で改革が進まないという状況を変えたい。『全会一致の原則』を『多数決の原則』にしていく。議会が変われば必ず町が変わる」と身を乗り出す。
○…三重県で生まれ、高校卒業後父親の実家がある愛川町へ。神奈川大学を卒業後、日本専売公社(現日本たばこ産業)に入社。子育てをするなかで、育成会やPTAなどの活動で町政への疑問を抱き、「自分たちの声を誰に言ったら町に届くのか。思いを届ける先がないなら、自分でやるしかない」と一念発起。最初は反対したという夫人を説得し、2007年に53歳で初当選した。
○…「愛川町は、本当に良い人が多い」と目を細める。一方で「町政は誰かに任せておけばいいではなく、もっと声を議会にぶつけてほしい」とも語る。「施策についてのパブリックコメントの件数も少ない。無関心は一番の課題」と警鐘を鳴らす。コロナ禍で議会報告会などが難しいなか、自身の会派では町民の意見を聞く「よろず相談会」などを定期的に開催している。長い時は一人にじっくり1時間。小さな声にも耳を傾ける。
○…防災や読み聞かせなど、ボランティア活動は幅広い。夫人との間に3人の子に恵まれ、孫は6人。次男夫婦は「スープが熱いまま運べる距離」に住み、孫たちが朝ご飯を食べに来ることも。議員活動やボランティアで多忙な日々の癒しは、第1号公園のトリム広場で孫たちと過ごすひと時。
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4月19日