荻野運動公園(厚木市中荻野)の来園者が1千万人を達成し11月14日、競技場前で記念セレモニーが行われた。開園から32年をかけて1千万人の大台に到達した。
記念すべき1千万人の来園者は厚木市鳶尾に在住の中村健志郎さん。この日、中村さんは子ども2人を連れて遊びに来たという。「1千万人目です」と声を掛けられて驚いたと言い、「自宅が近いので休日によく利用している。すべり台などの遊具があって、子どもと楽しめるのが良い」と話した。セレモニーでは、認定書、花束、記念品が送られた。来園者1千万人を祝福した小林常良市長は「開園以来、多くの方にお越し頂き、利用された皆さまそれぞれに思い出がある場所だと思う」と話すと、「健康に過ごすためには体を動かすことがとても大切。これからも安心安全に利用でき、来場された方が素晴しい時間を過ごしていただけるようにしていきたい」と抱負を述べた。
「荻運があるから」
同園は1989年に開園。競技場、体育館、プール、テニスコート、多目的広場、野草園が園内にあり、厚木市民のスポーツ・レクリエーションの拠点として長く親しまれてきた。
近年の来園者数は年間約40万人程度。同園では、「前年度に1千万人達成のセレモニーができるのでは」と予測していたが、新型コロナウイルス感染症が流行すると来園者数は足踏み状態に。大会やイベントが中止になったことが大きく、昨年の来園者数は約23万人と半数ほどになってしまった。その後はコロナの流行を気にかけながら、「いつになるか」と冷や冷やしながら1千万人の達成を待ったという。
高橋克典所長は1千万人達成について、「開園から32年が経っていることもあり、改めて1千万人と聞くと凄い数字だなと思う。毎年コンスタントに何十万人と来園して頂いている中で、施設が継続できていることを思うととても感慨深い。この場面に立ち合えて嬉しい」と話す。そして、「『荻野運動公園があるから厚木が好き』と言ってもらえるような、より皆さんから親しんでもらえる公園をめざしていきたい」と話した。
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