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厚木剣道連盟 中高生剣士が竹刀で交流 部員減少の現状回復へ

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掲載号:2021年11月26日号

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中学生(右)に木刀の握り方を教える高校生
中学生(右)に木刀の握り方を教える高校生

 厚木剣道連盟(小山篤会長)は11月6日、東町スポーツセンターで中学生と高校剣道部との交流会を初開催した。中高生や部活顧問が参加し、親睦を深めた。

 当日は、連盟指導者による昇段審査の練習、形や立ち合い稽古などが行われた。高校生が中学生に優しく教える姿も見られ、和やかなムードで2時間ほどの稽古に汗を流した。同連盟の学校剣道応援委員会の吉野和世委員長は「初の交流会で心配したが、みんなが積極的でとても良い雰囲気の中でできた」と話した。

指導者がいない

 この交流会は、同委員会が厚木市内の高校の剣道部員の減少を食い止めようと企画した。同会が各高校にヒアリングしたところ、厚木市の5つの県立高校のうち剣道部が活動しているのは厚木、厚木東、厚木西の3校。剣道部はあるが指導者がいない学校がほとんどだったという。指導者がいないことで上達せず、試合や合同稽古にも参加しにくくなり、辞めてしまうという悪循環から、年々部員が減少傾向にあるという。吉野さんは「このままでは高校剣道部が継続できなくなる」と危機感を抱く。

続けられる環境を

 一方、市内の公立中学校で、剣道部が活動しているのは玉川中のみ。その玉川中も2年生が進級し、引退すると廃部になる予定という。地域の剣道クラブはあるが、中学から剣道部がなくなることで、高校で剣道部に進む子どもが減り、全体的な剣道人口の減少が予想される。「まずは経験者を辞めさせない。続けられる環境を作りたい。今回はその第一歩だった」と吉野委員長。ある高校の顧問からは「剣道部予備軍を作るよい交流会」という声もあり、今後は、小学生などへの参加も検討し、剣道人口の確保、増加に尽力する。

47人の中高生が参加した
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