県政報告 地域の将来を見据えて 神奈川県議会議員 佐藤けいすけ
昨年は新型コロナ関連予算の審議が相次ぐなどコロナ対応に追われた1年でした。
私は「感染症に強いまちづくり」を念頭に置き、県が地域療養の神奈川モデルを要に自宅療養を新たに展開するにあたり関係機関が情報を共有するために構築したシステムなどを未来に活かす提言をして参りました。コロナ禍で得られたさまざまな知見は、将来超高齢社会等で医療資源が限られる中、不可欠となる地域医療の促進に大きく寄与すると考えます。
地域の課題を幅広く共有
地域に関することでは、私は代表質問や一般質問で特に自然環境を活かした防災対策や、県内で猛威を振るうナラ枯れのほか、森林路網の整備・管理、環境教育等について提言して参りました。愛甲郡のかけがえのない自然を守ることは、県民の飲み水を守り、災害から命を守ることにつながります。
こうした山間部特有の声や課題を届けることが私の役目であり、水源地である愛甲郡の現状や課題を幅広く県民・行政に知っていただきたい想いがあります。
地方自治に関する議論がはじまる
そうした中、神奈川県議会議員選挙区の定数等の検討が始まり、令和2年国勢調査人口の確定値をもって愛川町・清川村も再編の対象となりました。公職選挙法では選挙区の人口が議員一人当たりの人口の半数未満となった場合は再編の対象となりますが、人口減が進む地域の声が届かなくなることで県の広域行政機能が果たせないことや受けられる行政サービスの低下が懸念され、制度の課題もあると考えます。国に対して人口比にとらわれない選出方法へと改正を求めるとともに県議会においても多様な意見が県政に反映される提案をしていきます。
その他、令和3年第3回定例会の会期中には、特別自治市構想に関する報告書が県に提出されました。人口減少と都市への人口集中が進む中、地域代表の選出方法や自治体の枠組みなど地方自治に関する制度設計について本格的に議論していく時期です。本年も皆様のお声を伺い、諸課題に取り組んで参ります。
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4月19日