厚木・愛川・清川版 掲載号:2022年1月14日号 エリアトップへ

清川村 心を繋ぐ「結」の年に 新春村長インタビュー

社会

掲載号:2022年1月14日号

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新年への思いを語る岩澤村長
新年への思いを語る岩澤村長

 新年の幕開けにあたり、本紙では岩澤吉美清川村長に恒例の新春インタビューを行った。岩澤村長は、観光振興による村内活性化や安心して暮らせる村づくりについて意欲を語った。  (聞き手/本紙編集長 勝浦勝)

 ――昨年を振り返って印象深かった出来事や施策をお聞かせください。

 「やはり新型コロナ対策が大きかったですね。緊急事態宣言や外出自粛など、村民の皆様も多くのストレスがあったと思います。村では、各種感染症対策を進めるとともに、ワクチン接種にいち早く取り組みました。村民の関心も高く、対象者のうち約9割の方が2回目接種を受け、感染者数も低く抑えられています。感染防止に努めていただいている村民の皆様はもとより、医療体制を確保していただいた厚木医師会や、業務に快く協力してくれた村の職員にも感謝しています」

 ――コロナ対策では、村独自の商品券も発行しました。

 「全村民に配布した『きよかわ元気応援券』は多くの方にご利用いただき、好評の声を頂いております。これからも村民の命と健康、生活を守り、事業者支援に取り組んでまいります」

 ――昨年は村制65周年の節目でした。

 「昨年の9月30日に村制65周年という区切りを迎え、感染症対策から規模は縮小しましたが、10月に記念式典を開催することができました。先人たちが守ってきた清川村の良さを次の時代に引き継ぎつつ、更なる発展を目指してまいります」

 ――教育や暮らしの安全で取り組んだ施策についてお聞かせください。

 「2020年に方針を決定した幼小中一貫校への取り組みでは、昨年は教育委員会が主体となって学校や保護者の声を聞きながら説明会を開催してきました。今後も村民説明会など丁寧に進めていきたい。教育現場では、保育園を含め幼稚園や小・中学校に空気清浄機を設置し、園児・児童・生徒への給食費全額助成や通学路などへの防犯カメラ増設も行いました。災害対策では、自然災害と感染症対策が重なった複合災害を想定し避難所開設訓練を実施しました」

 ――東京2020パラリンピックでは、清川村出身の米岡聡さんがトライアスロン(視覚障害)で活躍しました。

 「コロナ禍での大会延期などコンディション管理も大変だったと思いますが、見事に銅メダルを獲得しました。大舞台での活躍は村民のみならず、多くの方に元気と勇気と感動を与えてくれました」

いつまでも住みたい魅力ある村に

 --2022年の重点施策と思いをお聞かせください。

 「今年も引き続き新型コロナ対策が重要です。ワクチンの3回目接種を確実に行っていきます。そしてこのコロナ禍で煤ヶ谷の青龍祭をはじめ、様々なイベントが中止となるなど、住民のコミュニティづくりのチャンスが少なくなってしまっています。私の今年のテーマとして『結』という言葉を選びました。人と人の繋がりをしっかりと保ち、村内の様々な活動をコロナ禍以前に増して活発にして村の活性化につなげたい。地域経済の復興や消費拡大に向けた各種支援やイベントも企画していく必要があると思います。任期最終年度ということもあるので、村民の皆様と約束した施策を職員と力を合わせて着実に進めたい」

 --村内活性化で重要な観光施策ですが、道の駅・清川は昨年も多くの来店者で賑わいました。

 「道の駅・清川も営業時間の短縮など工夫しながらの運営でしたが、このような状況下でも地道に野菜やお土産を生産されてきた出荷者さんたちの努力とご協力があって、営業を続けることができました。道の駅は地場産品の販売を通した地域活性化はもちろん、コンパクトシティの実現や観光を通じた都市住民との交流の場でもあります。宮ヶ瀬水の郷商店街やふれあいセンター『別所の湯』、厚木市の飯山など周辺との連携や回遊性を持たせたゲートウェイ施設として一層の推進を図ってまいります」

 --宮ヶ瀬では昨年クリスマスイルミネーションが大盛況でした。

 「宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいは規模を縮小しての開催とはいえ、とても多くの方にご来場いただきました。実行委員会では、新たな取り組みとして毎週末の花火や気球で上空から見るイルミネーションなどを企画され、こちらも好評でした。宮ヶ瀬地区の公共施設については、昨年から民間企業の株式会社コーエンが指定管理者となりました。自主事業の物販も盛況と聞いています。宮ヶ瀬水の郷地区は広大で感染症対策も取りやすく、清川村にとって重要な観光地として、四季折々のイベントも後押ししていきたいと思っております」

 --民間の活力では、村内に介護施設が開設されました。

 「村の高齢化率は37%を超え、一人暮らしや認知症の高齢者の増加も見込まれるなか、可能な限り住み慣れた地で暮らせるよう地域包括ケアシステムの推進に取り組んでいます。昨年4月には認知症対応型グループホームが民間事業者により整備されました。今後も地域住民が主体となったサロン活動や見守り・支え合い活動の担い手養成に努めてまいります」

 --村民へのメッセージをお聞かせください。

 「感染症対策をはじめ、日頃から村政へのご協力には改めて感謝を申し上げます。本年も、いつまでも暮らしたい、夢と希望に満ちた村づくりのために全力で取り組んでまいりますので、引き続きお力添えをよろしくお願い申し上げます」

観光施策での展望や人を結ぶコミュニティづくりの重要性を語る岩澤村長(マスクは撮影時のみ外しています
観光施策での展望や人を結ぶコミュニティづくりの重要性を語る岩澤村長(マスクは撮影時のみ外しています

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