新型コロナの感染拡大に伴い、国は1月21日から2月13日(日)まで、県のまん延防止等重点措置の適用を決定した。それを受け県は19日、県内全市町村を対象区域とした実施方針を発表。厚木市、愛川町、清川村でも、公共施設等の対応を決めた。(1月25日起稿)
厚木市
厚木市は1月20日に新型インフルエンザ等対策本部会議を開き、重点措置期間中の公共施設の利用やイベントなどについて協議した。
公共施設は屋内外ともに午後9時までの時間短縮で利用を制限。イベントは大声を伴う場合は収容定員の半分までの人数制限を設け、大声なしの場合は収容定員までとした。市主催事業は原則延期、または中止となる。
市は重点措置の適用に先駆け、基本的な感染防止策の徹底を図るため、1月14日から本厚木駅北口と南口で啓発活動を実施。適用開始となった1月21日には12人の職員が駅利用者に向けて、手洗いとマスク着用、密の回避を呼び掛けた。啓発活動は2月25日(金)までの火曜と金曜に行う予定。
小林常良市長は、「感染者が急拡大する中、今まで以上に迅速な対応が求められている。市民の皆さまの健康と安全を守るため適切な判断をし、対策を講じていく」とコメントを出した。
愛川町
愛川町は21日、町内の文化施設やスポーツ施設の終了時間を早める措置を実施すると発表した。
第1号公園体育館のトレーニングルームの利用は事前予約制とし、人数制限を設けた。あいかわ町民活動サポートセンターは利用時間に変更はないものの、引き続き事前予約制とした。老人福祉センター及び、諏訪老人いこいの家については人数制限を設け、カラオケの利用が休止に。
また、放課後に子どもたちの遊び場として開放されていた町内11カ所のかわせみ広場は当面の間、全館休所となった。
小野澤豊町長は「感染拡大をくい止め、一刻も早く安心して暮らせる日々を取り戻すために、皆で心を一つにし、頑張りましょう」と団結を呼びかけた。
清川村
村内の感染抑止を目的に、1月25日から2月9日(水)までに実施予定だった村民向けの各種講座など各種催しの中止を決定した。
生涯学習センターせせらぎ館は2月13日まで、貸室の使用は、午後9時までの時間短縮、児童の部屋と談話コーナーは使用中止とした。学校施設については屋内運動場は午後9時までの短縮とし、運動場は通常通り午後7時まで使用できる。福祉センターやまびこ館は、1月21日から当面の間、利用禁止となった。
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