厚木商工会議所青年部（厚木ＹＥＧ）第21代会長に就任した 早坂 善弘さん 厚木市戸室在住 47歳
仲間と楽しく地域貢献へ
○…「のびのびと、とにかく楽しんでやってほしい」。コロナ禍で様々な制約の中、周年事業などに苦心した昨年。まん延防止も解除され、対面活動も少しづつ増えてきた。「本来のＹＥＧの活動に近づけたい」と掲げたスローガンは『Ｄｏｎ，ｔ Ｗｏｒｒｙ Ｂｅ Ｈａｐｐｙ〜ワクワクも楽しく〜』。今年度は役員に若手を多数起用し、その言葉通り「失敗を恐れずに思いきりやってほしい。責任は自分がとります」と会長としての決意を示した。
○…相模原で生まれ２歳で厚木へ。高校生から父が立ち上げた塗装会社を手伝い、卒業後そのまま家業へ。背中を見せてくれた父は今も現役。親子二人三脚で仕事に取り組む。「たまに喧嘩もしますよ」と笑うが、父から教わった『自分本位でやらない。相手の気持ちになって正直に仕事をしなさい』が大切な言葉。「やっぱり、喜んでくれた『ありがとう』の言葉が一番嬉しい」と話す。
○…東日本大震災が発生した２０１１年。地域貢献ができる仲間を求めて厚木ＹＥＧの門を叩いた。「家の仕事だけで外を知らないではいけない。社会勉強もしたかった」と振り返る。入会３年目で主要事業のひとつ厚木ダンスレジェンドの実行委員長を務めたのが一番の思い出。「みんなで夜遅くまでイベントの準備。普段ではできない経験が楽しかった」と、今年の鮎まつりが一番の気がかりだ。
○…趣味はツーリング。ＹＥＧの先輩に誘われ大型免許を取得。愛車のハーレーの話になると頬が緩む。「多くの仲間と、お金では買えない絆をＹＥＧでもらいました」とほほ笑んだ。今年度は１０２人のメンバーでスタート。「経験しないとＹＥＧの楽しさは分からない。興味のある方はぜひ」と仲間を募る。
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