エンジンの一部なのかタービンか――工業系の部品のように見える花器が圭州窯(宮の里)で誕生している。
作者の原田克治さん(77)は、自宅に構える電気窯で20年以上作品を焼き続けてきた。ろくろを回して形作る陶芸から脱却しようと考えるうちに、たどり着いたデザインがこれだ。粘土を数ミリの薄さに延ばしてカット、器の側面に放射状につけて焼成する。苦労するのは、粘土にはクセがあり、乾燥や焼成でひずみが出やすい点だ。
形の由来は江戸時代の火消しが使う旗印の一種「纏(まとい)」。回すとひらひらと舞う意匠から思いついた。自身は自動車会社でシャシー関連の仕事に携わり、長年の経験が作風に影響した可能性もある。「実はまだ、花を生けた事がないんです。一体どんな光景になるか。これからは家庭でも飾れるサイズも作りたい」。
4月27日(水)から5月3日(火)まで、アミューあつぎのアートギャラリー4で作品群が展示される。売上はウクライナ大使館を通じ、同国のため寄付するという。
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