4月下旬、鳶尾の住宅街の一角で壁のようなツツジが見ごろを迎えた。歩行者が足を止めて見入ったり、車もスピードを緩める。3種類ほどの品種が枝を伸ばし、濃い赤紫や白、ほっそりした花びらも混ざり、モザイク画のよう。小さな蜂が花粉だらけになって蜜を集めていた。
花の壁を作ったのは、住人の岡元正光さん。鳶尾に居を構えた40年ほど前に「道路沿いにある家だから、綺麗な花が咲けばみんな喜ぶかな」と植え始めたのがきっかけ。最初は小さい苗だったが、いつの間にかこの高さになった。
「壁」の世話は高さもあり、剪定には危険もともなう。元々は富士山の形にする構想もあった。最も大変なのが咲き終わった後。花裏の軸の部分を一つずつ手作業でつまみ取ってゆく。これにより来年も花がつきやすくなる。指の先が真っ黒になり、4日かかる大仕事。その後「お礼をこめた油かす」を与え、来年に向けた準備が始まる。
6日現在で見ごろは過ぎている。剪定する予定で来年はここまでの開花は見込めないという。
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