▽「奉仕活動は愛に通じるもの。愛を持って挑戦していく１年にしたい」。開口一番、初の会長就任への情熱があふれる。言葉のとおり、テーマは「ＬＯＶＥ＆ＴＲＹ」。スローガンは「そっと寄り添う」。コロナ禍によって当たり前だったものが失われていく時代。「自分にも優しく、他人にも優しく」という思いを込める。
▽入会して６年。知人からクラブの存在を知り、第一印象は「凄く楽しそう」だった。「やってから考える」という行動派だけに、入会後は奉仕の魅力に惹かれていった。老人ホームや障害者施設を訪問し、利用者にメイクやマッサージをする「ふれあいセラピー」では、リラクゼーションサロンの本業を発揮。「自分にできることで喜んでもらえる。こんなに嬉しいことはありません」と目を細める。
▽女性専用サロンの代表として独立し７年。近年は目に見えない重い疲れを抱えている人が多くなったと感じている。「最近は、お一人の時間を余裕を持った設定にしています。話したければじっくりおしゃべりしても良い」。奉仕で仕事で、今日も優しく誰かを癒し続ける。
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