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送迎有り、広々園庭で遊びの時間も―光ヶ丘幼稚園の「学童保育ルームぞうさん」厚木市
共働き世帯が増加する中、ますます需要が高まる学童保育。厚木市恩名の光ヶ丘幼稚園では、園舎の一室を活用して学童保育ルーム「ぞうさん」を運営している。
ぞうさんを利用可能な対象校は、南毛利・厚木・厚木第二・愛甲・緑ヶ丘・戸室・毛利台の7校。預かり時間は月曜日から金曜日の学校終了時間から夜8時までで、夏休みや振替休日なども朝7時から利用が可能だ。
ぞうさんでは、常時5人の教職員を配置。いずれも放課後児童支援員の認定資格を持ち、教育からしつけ、遊びまで、専門スタッフによる保育を提供している。
「ただいま!」。午後3時を過ぎたころ、園内の教室に次々と児童が入室してくる。出迎えるのは、主任の青木達也さん(39)だ。
児童からは「アオキティー」の愛称で親しまれている青木さん。保育の専門学校を卒業し、21歳の頃から光ヶ丘幼稚園の学童保育に勤務している。
青木さんは「子どもたちには、しっかりとあいさつをすること、整理整頓を忘れないことを伝えています」といい、一人一人と言葉を交わしながら指導にあたる。
児童らは、おやつを頬張ると率先して宿題を開始。その後はお絵描きをしたり教室内のおもちゃで遊んだり、思い思いに放課後の時間を過ごす。「おもちゃがたくさんあって楽しい。違う学校のお友達もできたよ」と笑顔を見せる児童も。
幼稚園の施設を使った学童保育のため、広々とした園庭や遊具を使った外遊びができるのも特長だ。野球やサッカー、ドッヂボールなど、アクティブな遊びにもスタッフが付き添うので安心だ。
小学6年生の児童も「思い切り体を動かせるから楽しい」と笑顔を見せる。
ぞうさんでは、光ヶ丘幼稚園の卒園生が引き続き学童保育を利用するケースも多いという。「小学校に入ると生活リズムや教育環境が異なり、不安を抱く子も多い。慣れ親しんだ幼稚園の環境で、リラックスしながら過ごしてもらえたら」と青木さんは話す。
ぞうさんでは、送迎サービスも好評だ。4台の送迎車を保有し、小学校の下校時刻に合わせたお迎えや習い事先、自宅への送迎に応じている。青木さんは「送迎負担がないので助かるという保護者の声は多い。働くお父さん、お母さんの育児負担を減らし、安心して仕事をしてもらえたら」と話してくれた。
入会金 5,000円
月 謝 26,000円(18:00まで)/28,000円(20:00まで)
※きょうだいの入会時は入会金無料、月謝は半額になる
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