神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市消防本部 救急出動が過去最多 初の1万4千件超え

社会

公開:2025年1月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
救急出動が過去最多

 厚木市消防本部が昨年中に救急出動した件数が、2023年の過去最多を更新したことが同本部のまとめで分かった。記録的な猛暑となった夏場の熱中症などが、出動件数を押し上げたとみられる。

 24年中の救急出動件数は1万4739件に上り、これまで過去最多だった23年より1030件(7・5%)増加した。搬送人員も、前年を960人上回る1万2944人だった。

 1日当たりの平均出動件数は40・3件、搬送人員は35・4人で、約35・8分に1度の割合で救急車が出動したことになる。

 事故種別の出動件数では、「急病」が9859件で全体の66・9%を占めた。転倒などの「一般負傷」は2085件(14・1%)、「交通事故」が962件(6・5%)だった。

熱中症搬送162件

 災害級の暑さといわれた夏場には、熱中症による搬送が相次いだ。同本部によると、昨年の熱中症搬送件数は162件で、2013年の163件に次ぐ過去2位の多さだった。

 月別では7月が90件で最も多く、4月から7月までに搬送件数が100件を超えるなど過去にないペースで増加。8月も41件、厳しい残暑となった9月も12件あった。

火災は減少

 24年中の火災件数は53件で、前年比で6件減少した。

 内訳は、「建物火災」が20件(37・7%)、河川敷の枯草などが燃えた「その他の火災」が24件(45・3%)、「車両火災」が8件(15・1%)、「林野火災」が1件(1・9%)。前年と比べ建物火災は8件減少、林野火災は2件減少したが、車両火災は3件増えた。

 空気が乾燥する1月から3月にかけては、全体の3割に上る16件の火災が発生した。原因では、放火とたばこ、たき火が上位。同本部では、家庭や屋外での火の始末を呼びかけている。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

70周年を祝う

厚木市

70周年を祝う

山口市長「先人の努力、未来へ」

2月7日

下水道管を緊急点検

厚木市

下水道管を緊急点検

管路の異常、目視で調査

2月7日

渡辺要さんに緑十字金章

渡辺要さんに緑十字金章

タクシーの安全運転に尽力

1月31日

広報大賞で準大賞

JAあつぎ

広報大賞で準大賞

食・農・地域を誌面でつなぐ

1月31日

主演に鈴木京香さん

市制70周年記念映画

主演に鈴木京香さん

今春以降に撮影スタート

1月24日

かながわ脱炭素大賞に

子中保育園

かながわ脱炭素大賞に

園児・保護者の意識啓発

1月24日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月7日0:00更新

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年2月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook