4月23日から5月12日は「こどもの読書週間」。厚木市立中央図書館では、0歳から始める絵本とのふれあい「ブックスタート」をはじめ、おはなし会や移動図書館など、さまざまなかたちで、子どもが本に接する機会をつくっている。
毎週土日の午後2時、鳩時計が2回鳴くと、中央図書館3階の一室「おはなしの森」の扉が開く。絵本を持たずに諳(そら)んじる素話と図書館職員による絵本の朗読、紙芝居で構成される「おはなし会」の始まりだ。集まった子どもたちは自由に座り、30分のプログラムが終わると、語り手たちにお礼を言って保護者の元へ駆け寄った。
中央図書館に所蔵されている児童書は、約17万冊。市内9つの公民館図書室と移動図書館「わかあゆ号」も合わせると、約23万冊になる。おはなし会のように人を介した催しだけでなく、推薦図書を紹介する通信「このほん知ってる?」や、中央図書館利用者の投票による「厚木の子どもたちに手渡す100冊の絵本」の選定など、さまざまな方法で本への興味を育む機会作りに取組む。
来週4月25日(水)と26日(木)には中央図書館3階の視聴覚ホールで、1歳から4歳くらいまでの幼児と保護者が対象の、「おひざにだっこのおはなし会」が開かれる。両日とも午前10時30分からと11時からの2回。手遊びや紙芝居が楽しめる。入退場自由、当日直接会場へ。(問)中央図書館【電話】046・223・0033
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