荻野運動公園(中荻野1500)の競技場が改修工事のため、5月21日(月)から使用できなくなる。改修工事は年度内には終える予定で、使用開始は来年度からになるという。
荻野運動公園の競技場は1989年10月10日にオープン。400mトラックが8レーン、中央に105m×68mの芝生があり、市内のスポーツ団体の大会などに利用されている。これまで、部分的な改修工事は行われてきたが、半年以上にわたる大規模な改修工事は初めてとなる。
背景には、2020年の東京五輪・パラリンピックがある。厚木市は、ニュージーランドのホストタウンとして支援、協力することが決まっており、練習会場としての使用ができるよう整備を進めたい考えだ。さらに、公益財団法人日本陸上競技連盟が定める、第2種公認陸上競技場の公認期限が切れる19年10月までに、劣化した施設をリニューアルし、再度公認の取得をめざす。第2種の公認を受けた競技場は、近隣では平塚市、相模原市にある。公認を受けると大規模な大会を開催することができるなど、メリットが大きいという。
他施設は使用可能
今回の工事の予算は、約9億8000万円。工事内容は、トラック(走路)の擦り減りや、芝生の盛り上がりを修正し、雨漏りがするスタジアム(管理棟)部分には、防水工事を行う。さらに、観客席やトイレなどは、全体的にバリアフリー化される。期間は来年3月末までを予定している。
改修工事中は、競技場の使用は一切できないため、主に競技場を使用している、高校陸上部やスポーツ団体などには、市内の別の施設の使用を勧めているという。なお、体育館やプールなど、競技場以外の施設は使用できる。
市公園緑地課の担当は「全面リニューアルで、市民の皆様にとっては、施設がきれいになってより使用しやすくなる。工事中は、市内のほかの施設を使用頂ければ」と話す。
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