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オンリーワンストーリー【1】 国際人の育成続け50年  市内中町 AES外語学院

社会

公開:2018年6月15日

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笑顔の松本学院長(左)と英語講師のアンディ先生
笑顔の松本学院長(左)と英語講師のアンディ先生

 創設から30年以上の企業経営者に聞く「オンリーワンストーリー」。今年5月に創立50年を迎えたAES外語学院(市内中町)を訪ねた。

 30年が企業のターニングポイントといわれる中、自身で起業し、そして50年継続するのは並大抵のことではない。これまでの軌跡を松本一也学院長に聞いた。

 松本学院長は厚木生まれの厚木育ち。親戚に県立高校の教頭まで務めた教育人がいた影響もあり、「家族は先生にさせたかったんだと思う」。都内の大学の英文科へ進み、勉学に勤しむとともに英語の家庭教師としてアルバイトにも励む日々。

 なんでも徹底し、自身が納得いくまで突き詰めていく性格。「生の英語」を学ぶため、知り合いを通して座間キャンプへ通う。英語を通して多くの人と交流する楽しさも体験。中学・高校の教員資格も取得した。

 大学の卒業を控え、自分は「起業が向いている」と判断。そして、現学院の母体となる学習塾「厚木英語学校」を卒業してすぐに立ち上げた。「本場の言葉」を伝えるため、外国人講師を雇うことにこだわった。ふさわしい人材を探すため、学生時代に訪れていた座間キャンプのつてを頼ったり、英字新聞で募集したりと、求人・採用業務もすべて自身で行ったという。

 世間の国際化の波に乗り「生徒がどんどん入ってくる時代だったね」と振り返る。次々と分校を開校。町田、相模原、平塚、そして都内へと進出し、最大で11校を運営。同時に公立中学への英語指導員派遣や官公庁、企業の語学研修も担当。厚木市が発行するパンフレットの英訳業務を、ボランティアで請け負ったことも。

 「人任せにしない。目の届く範囲で納得のいく教育をしたい」、そんな企業戦略から、学院を地元・厚木一本に絞ったのが20年前。現在同学院で学べるのは、英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・中国語・韓国語・タイ語等。子どもから大人まで幅広い人たちが学院のドアを叩く。学びたい人の生活スタイルや希望に沿って提供するアットホームで中身の濃い授業が根強い人気の秘密だろう。

 進化とは変化し続けること、時代の流れとともにスタイルは変えながらも、「外国語を通してグローバルな人材育成に貢献したい」、その気持ちはずっと変わらない。

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