厚木市が、女子バスケットボールニュージーランド代表チーム「トール・ファーンズ」のキャンプを受け入れた。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたホストタウン交流事業の一環。7月18日から24日の滞在中に、レセプションやバスケ教室などで、関係者や子どもたちと交流した。
19日には、レンブラントホテル厚木で歓迎レセプションが行われた。参加者全員で、ニュージーランドのマオリ族の言葉で「やあ、ようこそ」を意味する「キオラ ハエレ マイ」と迎えると、あゆコロちゃんとともに地域の文化芸能・白龍太鼓を披露。チームの面々は物珍しそうに携帯電話を構えていた。
霜島宏美副市長が「交流を深めていきたい」とあいさつし、TOKYO2020の法被を贈った。同チームのガイ・モロイヘッドコーチは「美しい街に来られてうれしい。東京五輪で再来日したい」と話し、マオリ族の工芸品を贈った。
内閣官房東京オリパラ推進本部事務局の荒井陽一参事官は「ホストタウンとして厚木はトップランナー。開幕まで交流を深めていってほしい」と呼び掛けた。
小学生との交流も
21日には荻野運動公園体育館で、市内のミニバスケットボール連盟に所属する小学6年生30人を対象に、バスケ教室を開催。パス交換などを通して交流を深めた。
また同日、富士通レッドウェーブと練習試合を行い、約1000人の観客が歓声を上げた。観戦に来ていた厚木北高校女子バスケットボール部のキャプテン・笹生彩乃さん(2年)は「ボールへの気持ちなど、迫力があって参考になった」と感想を語った。
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チームの面々は、オフには浅草や原宿の観光を楽しんだという。主将のカラーニ・パーセル選手(23)は「お会いした方々が日本文化を親切に教えてくれた。キャンプも有意義になった」と話した。
チームは24日に羽田空港を発った。厚木市は今後もさまざまな方面で同国と交流を深めていく予定だという。
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