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厚木市 熱中症搬送1週間で40人 7月23日には今夏最高36・9℃

社会

公開:2018年7月27日

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いつもは親子連れや涼を求める人でにぎわう厚木中央公園も、この暑さでひと気がない(7月24日午後1時30分撮影)
いつもは親子連れや涼を求める人でにぎわう厚木中央公園も、この暑さでひと気がない(7月24日午後1時30分撮影)

 全国的な猛暑が続く今年の夏。埼玉県熊谷市で日本歴代最高の41・1℃を記録した7月23日、厚木市でも今年最高の36・9℃を記録(市消防本部気象観測装置調べ)。猛暑の影響で市消防本部では、7月18日から24日の1週間に40人が、熱中症の症状を訴え救急搬送されたと発表した。

(7月24日起稿)

 今年4月30日から、熱中症に係る救急搬送状況をとりまとめる市消防本部では、4月が1人、5月が4人、6月が6人、7月に入り66人と急激に増え、7月24日現在、合計77人に上る。特に18日から24日の1週間は40人で、昨年の同週の5人と比較すると、8倍に増加。昨年10月までの合計68人をすでに超えている。

 年齢区分別に見ると、少年(満7歳以上満18歳未満)が14人で18・2%、成人(満18歳以上満65歳未満)が42人で54・5%、高齢者が21人で27・3%となっている。

 消防本部によると主な原因は、少年が部活動や土日の練習などによるもの、成人は建築業など日陰のない屋外での仕事によるもの、高齢者はエアコンのない部屋の中や日課のウォーキングなどによるものが挙げられるという。

 傷病程度は、重症(3週間以上の入院加療を要する)が1人で1・3%、中等症(入院を必要とし重症に至らない)が32人で41・6%、軽症(入院を要しないもの)が44人で57・1%だった。

熱中症になった場合の対処法は

 熱中症とは、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な障害を起こす症状のこと。

 熱中症になってしまった場合の対処方法は、まず涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。次にエアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす(首の周り・脇の下・太もものつけねなど太い血管の部分)。

 なお、厚木市では2016年8月9日に観測史上最高の38・2℃を記録している。

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