神奈川県警察第二交通機動隊長に就任した 新井 滋文さん 酒井在勤 55歳
融和団結 繋がりを力に
○…小田原厚木道路と西湘バイパスで、白バイやパトカーによる交通指導や取締りなどを行い、交通安全を守るのが役目。125人からなる第二交通機動隊の新隊長に9月3日付けで就任した。訓示では「仕事は人。繋がりは力」と話した。「地域住民や企業、国土交通省やNEXCO中日本などと連携して、地域の安全を守っていきたい」。
○…元県警本部交通捜査課暴走族対策室室長。どんないかつい人かと思ったが、すらりと端正な佇まいに、どこか人を惹きつける屈託のない笑顔。広島で生まれ、「保険屋」の父の仕事の都合で、姫路・金沢・千葉・相模原と引っ越し続き。中学の時に戸塚に根を下ろし、大学を出て警察官に。横須賀署からはじまり、藤沢北、大和、警察学校教務課長などのほか、人事採用として全国を飛び回ったことも。第二機動隊長時には、天皇陛下などの要人護衛や、長野五輪、上九一色村にも詰めた。
○…機動隊に配属され始めた剣道は、今や6段を所持し、道場で指導もする。「7段までは取りたいけれど、今の剣の振りではまだまだ」と出張先でも竹刀を振る鍛錬の毎日。ジョギングやゴルフ、サーフィンなども嗜むスポーツマンだ。子どもは男3人兄弟。自身も含め「4兄弟で、ボードゲームなどで朝まで盛り上がったなあ」と懐かしそうな遠い目。上2人は独立し、今は妻とその母、末っ子、愛犬と暮らす。「息子3人とも理系。私は体育会系ですが」。話の端々に挟む軽いジョークにまた惹き寄せられる。
○…仕事中はもちろん、外でもコミュニケーションを重要視。「困ったときには仲間が助けてくれる」と信頼を寄せる。さまざまな部署の仕事内外で培ってきた絆が力。モットーとする「融和団結」で、厚木でまた“和”を繋ぎ、地域の安全を守っていく。
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4月19日